個人ACE

≫矢神総一郎


矢神サク個人ACE。乙女のキッスにより召喚されて個人ACEになったヤガミ(通称サクヤガミ)。
微笑青空勲章取得までの道のりはこちらのログまとめをどうぞ。
なんだか元気なさそうな要点の理由はこのお話が参考になるかも。

(これでものろける予定だった観察日記)
懐かしい顔を見かけて思わず泣いてしまったり、心配されると嬉しいとか自慢にならない自慢をしたり、泣き虫が好きだとか自慢にならない自慢を(略) とにかくヤガミにしては感情を隠すことなく素直に表現するタイプ だと思う。本人も言ってたがサクの前でだけかも。 直接的な表現が多いのは、察しの悪いサクにあわせた結果だろう。
余りに的外れなことを言うとチョップしてくる。最近は頭はたかれた。ひどい。いやまあ理解が悪いのがよくないんだけど。
勲章取得後も続いたサクのぐるぐるっぷりに振り回されまくった結果、(サクに関しては)どたんばほどぐるぐるしないで落ち着くようになった…らしい。 ものすごく心配性で、ちょっと行き過ぎてた面があった。今はどうだろ。
函ゲームしまくって作った指輪をプレゼントするなど、なんかどっかズレてる気もする。
最近は、活躍したがったり身だしなみをやたら気にしたりと子どもっぽい面が多く見られるようだ。

以上は全てちょっと前の話。
今はまた少し変わってるかもしれないし、そのままかもしれない。

性能
あるプレイヤーの 勲章取得その後
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≫性能

L:矢神総一郎 = {
 t:名称 = 矢神総一郎(ACE)
 t:要点 = イエロージャンパー,どこか病んだ,眼鏡
 t:周辺環境 = 家
 t:評価 = 全能力19
 t:特殊 = {
  *矢神総一郎のACEカテゴリ = 個人ACEとして扱う。
  *矢神総一郎のみなし職業 = ドラッガー,サイボーグ,ウォードレスダンサー,戦車兵としてみなす。
  *矢神総一郎のみなしACE・ヤガミとしてみなす。
 }
 t:→次のアイドレス =退廃的生活(イベント),ぼんやりすごす(イベント),癒しの旅(イベント),静かなるデート(イベント)



(みなし職業の特殊)
 *ドラッガーはドラックによる強化行為により、任意の評価を評価+1補正することができ、この時燃料2万tを必ず消費する。
 *ドラッガーは予知夢行為(判定:幸運)ができ、この時燃料1万tを消費する。
 *サイボーグは宇宙戦行為ができる。
 *サイボーグはナショナルネット接続行為ができる。
 *サイボーグは筋力、耐久力の評価を評価+2補正することが選択でき、この時燃料3万tを消費する。
 *ウォードレスダンサーはウォードレスを扱える。
 *戦車兵はI=D、戦車、人型戦車、ウォードレス、を扱える。
 *戦車兵は戦車を使っている間、任意のタイミングで感覚、知識は評価+2補正することができる。この補正を選んだ時燃料2万tを必ず消費する。


08/04/23 テンダイスにて開示
08/05/18 癒しの旅(イベント)購入
08/07/13 HQ取得(全評価+1)


≫あるプレイヤーの 勲章取得その後


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そのプレイヤーは とても泣き虫で弱虫で臆病でした。
いつもいつも泣いていました。
好きな人に会えないとか、なんだか大事な役目があるらしいとか、ぐるぐるして上手く立ち回れなくて察しが悪い自分が嫌いとか
いい加減あれこれ理由が多すぎです。

一つどうしても我慢できないことがあって
ヤガミが危険な目にあったり、傷つくのが とても怖かったそうです。

結局はヤガミのことが好きで ただそれだけでここにいるような 平凡なプレイヤーでした。

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ヤガミはそのプレイヤーを気にかけていました。
自分が危険な場所に行くことを酷く怖がっているのを、
よく知っているようでした。

怖がりなその人を気にして、
前線から退き、世界の命運がかかった戦いにも赴かず
職場も家のごく近くに
できるだけ傍にいるようにしていました。

微笑青空勲章を取得してすぐ後の頃
冬の園のデートで楽しそうにはしゃいでいるその人を前に、
「やっと笑ったな」「どうすればいいか、ずっと考えてた」
そう言っていました。


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いつもより少しだけ、長く逢えない期間があって
お互い共に、相手がいないと自分はダメだと思い知り
そこで結婚の約束をしたそうです。



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世界中に化け物が蔓延し 表を歩くにも危険が伴い、治安が悪化し始めた頃
治安回復させるにはどうしたらいいんだろう、と考え込んだプレイヤーに
ヤガミは、自分がISSに参加してもいいと言いました。

プレイヤーは酷く迷いました。
その仕事は危険が伴うと聞いたからです。

それでも、
他人任せにできないし、お前のために というヤガミの言葉と
ずっと傍に居てくれたのだから、そろそろ自分も泣くのを止めてしっかりしなくてはならないという気持ちが
首を縦に頷かせました。

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その数日後。
ISSの制服を着て、敬礼しているヤガミの姿を見て
プレイヤーは、本当にこれでよかったのかと
考えるようになりました。

知らないどこかで 怪我をしてたりしないだろうか。
また いつかの時と同じように、手の届かないどこかで失ってしまうかもしれない。

お前のためだと言いながら、どうして遠くに行こうとするのだろう。
どうして自分は 止められなかったのだろう。

一旦は了承したはずなのに
とてもとても不安で悲しい気持ちになりました。

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やがて 不安に歯止めがかからなくなり、
やはりその仕事はやめて 帰ってきてもらおうと考えたプレイヤーは
ヤガミにそのことを伝えようとしました。

そこで いつもの悪い癖…口下手が発揮されてしまい
言いたいことをうまく説明できなかったらしく、
晴れて入籍することになったものの
ヤガミがISSを辞めることはありませんでした。

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さらにその数日後。
プレイヤーはついに 泣いてしまいました。
ひどく泣いてしまいました。

あの時は嬉しくて、とても喜んだ筈なのに
不安に押しつぶされてしまったのかもしれません。

気持ちの行き場をなくしたプレイヤーは
手紙を書くことにしました。
不安で悲しい気持ちのまま、手紙を書いて
婚姻届の控えも一緒に送りました。

どうしてそんなことをしたのかは
未だに判らないそうです。
それを手紙に添えることで、何か伝えたいことがあったのかもしれません。

その手紙は ヤガミを深く傷付けました。
壊れてしまうほどに傷付けました。

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そんなヤガミの姿を見て
プレイヤーはやっと気が付きました。
自分の思いを伝えたいばかりで
相手の気持ちを考えてなかったのではないかと

申し訳なさと自己嫌悪で、
涙が止まらなくなってしまったちょうどその頃、
アイドレスはシーズンインを迎えました。

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それから しばらくの時間が経ちました。

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長い道のあるポプラ並木。青空の下。


久しぶりに会った二人は
どこかぎくしゃくしながらも
お互い何度も謝り、 少しだけ話しをしました。

その日 手紙を受け取ってから初めて、ヤガミは少しだけ笑いました。







ヤガミが怖いものを
プレイヤーは一つ知りました。
それは、プレイヤー自身が不安がることでした。




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結局どっちが悪かったのと聞けば、二人ともきっと
自分が悪かったのだ と
答えるような気がします。

どうしてそんなに傷付いたのと聞けば、二人ともきっと
相手を傷つけたから と
答えるような気がします。

実際のところはどうかわかりませんが。


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プレイヤーは、少しだけ考えるようになりました。
他人を思いやるってどういうことだろう。
自分に足りなかったものは何だろう。


このおはなしを読んでいる、
あなたはどう思いますか?


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余談。

好きなのにすれ違う。
そんな言葉がありました。

この二人は、小笠原の海で再会したときから
お互い好きあっているくせに
すれ違ってばかりでした。

泣き虫で弱虫で臆病なそのプレイヤーに
そんなに泣いて、なのにどうして諦めなかったのかと尋ねたら
きっと、 好きだったから と
そう答えることでしょう。

そのあとさらに付け加えるならば、
ヤガミだってきっと同じだよ
笑いながらそう答えることでしょう。


実際のところはどうか わからないけれど。


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おわり。

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6/17時点 最新の台詞「愛してる」

えーと。いろいろごめんなさいでしたorz


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